2010年06月23日

たいせつな人へ

たいせつな人へ昨日書いたものです

――――――――――
高校生の時に参加した
文部科学省主催の
『全国ユースフォーラム』

全国各地から300人の高校生が選ばれ、

東京の代々木にある
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京オリンピック選手村の跡地)に集まり
http://nyc.niye.go.jp/

2泊3日という期間、
各分科会に分かれて様々なテーマについて議論するというものです。

―――――――――――

当時の私は、山口県の田舎にある小さな高校にいて、
『もっと学校を良くしたい』
『みんなの意識を変えたい』
という思いがありました

そのために、まず生徒会長になろうと行動しましたが、
まだまだ『女が生徒会長なんてありえない』という考えが多く、

ただでさえ気が強く、目立ちたがり屋だった私は、
男子生徒から反感をかったりもしました

そんな小さな世界が苦しくて、飛び出したくて、
初めて1人で参加したのが

山口県 高校生実行委員会

※県の生徒会のような団体です

そのイベントに参加し、県内の意識の高い高校生と話をするうちに感じたこと
『私はなんてちっぽけなんだ』

それから、その実行委員会に入り、副実行委員長になり、
様々なイベントに参加するようになりました


そうするうちに、もっともっと視野を広げたいと思うようになり

高3の夏
『全国ユースフォーラム』に応募しました


小論文を提出したんですが、運よく選んで頂き
一人でドキドキしながら新幹線に乗って
東京に行ったのを覚えています。

私の人生 初 東京(笑)

遠方からのメンバー30人くらいは、前泊・後泊ができたので、私は4泊5日の東京生活でした


意識の高い全国の高校生たちにふれ、
高校生ながらに大きな衝撃をうけたのを今でも鮮明に覚えています

この経験が、その後の私の人生に、大きく影響しているといっても過言ではありません


前泊・後泊の遠方メンバーは
いまでも仲のいい友達です



さらに、フォーラムで私の属した第3分科会はすごいメンバーの集まりで、
ほんっとーに今も仲良しで、
いまだに全国のどこかで定期的にあつまり、思い出話にはなをさかせます



沖縄から北海道まで
離れ離れでも、誰かが声をかければ可能な限り集まる


最高な仲間です

医者になった者
教師になった者
画家になった者
結婚した者
会社員の者
三浪してまで東京学芸大を目指し、入学した者
海外を放浪する者
タレントになった者


みーんなバラバラなことしてるのに集まればいつも分かり合える。笑顔がたえない。


お互いの存在が常に刺激であって
活躍が喜びであって



そんな仲間がいて幸せだなとおもう。


―――――――――――
そこで出会った
大切な仲間のひとりが
いま、夢にむかって頑張ってる。


高校卒業と同時に
北海道から京都に出た彼女は
いつも夢を追って輝いていた


しかし昨夏
ある病に苦しみ、

6年間かけて築き上げた環境を捨てて
泣きながら北海道へ戻った


だけど
『諦めない。必ず京都に戻る』
そう言う彼女の強さが好き


いま
京都に帰るために、ひとつひとつ、できることをやって、着実に前に進んでいる



そんな彼女が、先月、私の書を欲しいと言った




彼女の力になるものを贈りたかった



美穂


彼女の人生を詩に込めた


必要以上の言葉はいらないし
飾る必要もない
受け取る彼女がそれをみて、感じてくれたらいい




書道師範としての私じゃない
だから書体も技法も関係ない

上手なんかじゃないけど

『矢田部ゆか』として
彼女を想い、気持ちを込めたカタチ

―――――――――――
美穂が夢を
叶えますように
たいせつな人へ


最後までお読みいただきありがとうございました。



Posted by Yuca  at 01:16 │Comments(2)

この記事へのコメント
力強くて想いのこもった素敵な書だと思います。
きっと相手の方も、沢山の力をもらうんでしょうね。
私もいくらかその力分けていただきました。
ありがとう。
また拝見させいただきます。
それでは。
Posted by U see at 2010年06月23日 02:19
U seeさん☆
ありがとうございます
客観的にそのようなお言葉を頂けて嬉しいです
これからもよろしくお願いします
Posted by Yuca at 2010年06月23日 14:21
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。